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「立つのも歩くのも自然にできるようになる」の罠

息をすることと立つことぐらい、自然にできる?

人は誕生と同時に肺呼吸を始めるし、ものごころがつくまえに二足歩行ができるようになります。
実際、子どもはよく転ぶ反面、このアイキャッチ画像の子のように素晴らしいバランス感覚を発揮することもできます。特別な教育を受けなくても歩ったり走ったりもできます。だから私たちはそれを「自然にできること」とみなしています。(実際には自然にできることではありません)

では、大人の体ではどうでしょう?

学校教育や家庭のしつけ、そこで投げかけられた様々な言葉や価値観から、体は文化的に教育されてできあがってゆきます。「女の子らしくしなさい」とか「お行儀が悪い」、「姿勢良くしなさい」とかの言葉や「気をつけ」の姿勢、体育座り等々…そこに服装(制服やブラジャー、ハイヒール、硬い革靴、スーツにネクタイ等)、怪我・病気・手術、妊娠・出産・子育て、仕事柄長時間する姿勢、住環境の影響などでいろいろなパターンが体にくみこまれてゆきます。

とうてい「自然な」体とは言い難い状態です。それなのに、その自覚を持っている人はとても少ないようです。

当たり前の動作は当たり前には作られない

呼吸も気がつけば浅くなり、深呼吸をしても胸が十分に膨らまない。
立つ時もつま先側・踵側どちらかに体重を過剰に載せていたり、膝をぎゅっと伸ばしきって立っていてすぐに疲れてしまったり。

呼吸に関わる筋肉を十分に使うことも、適切な位置に重心をおとして立つことも「自然に」できない状態になっている時、体のパフォーマンスは落ちます。

疲労や制限は薄ら感じていても、まさかその原因が、自然に獲得した(と本人は思っている)呼吸や歩く動作が適切にできていないからとは思い至らない。できていないのでは?と疑う気にすらならないものです。かつてのわたしもそうでした。

ロルフィング®は体を再教育します

ロルフィングのセッションでは、十分に使えなくなっている体の機能をとりもどし、これまでの習慣で身についているさまざまなパターンをときほぐします。

特に立ち方や呼吸、歩き方は、10シリーズを通してなんども繰り返しお伝えします。 これらの動作は「自然にできるもの」という思い込みや、後天的に身につけたパターンが強くあらわれるものだからです。

それゆえ、私は宿題として、セッションとセッションの間にご自分で毎日やっていただきたいことをお伝えしています。難しいことは要求しませんが、本気でやっていただきたいとは思っています。

なぜなら、体を変えられるのは本人だけだからです。

私は伴走している人みたいなものです。主役になる人を励ましながら一緒にゴールへ向かって走ります。一人では不安に思う方にこそ、いらしていただきたいと願っています。

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    ABOUT US
    Izume Rika認定ロルファー Certified Rolfer
    40代に入った途端に股関節を傷めてしまい、大学病院で手術を受けたのに杖なしでは暮らせない…そんな状況からロルフィングで普通の暮らしをとりもどしました。自らロルファーとなって2016年4月に東京で開業。小金井市で施術しています。