**News**ロルフィングのモニター募集中です!

無意識に出てしまう身体の緊張をとる「イメジャリー」

認定ロルファー™の利香です。

 無意識のうちにいつも肩を引き上げてしまう、首や背中の緊張がとれないという方がいます。まずは気がつくことから始まり、「気づいたらやめる」の繰り返しで緊張を意図的にとることをおすすめしていますが、人によってはイメジャリーをつかったアプローチがよく効く場合もあります。

イメジャリー/imageryとは

 イメジャリー:imageryとは比喩や隠喩を用いた修辞表現です。ボディワークの現場での使われ方に即して簡単にいうと、比喩や隠喩をつかって五感に働きかけることです。
 下記リンクは単純に英単語としてのimageryとimageの違いについて書いているものです。混乱しそうな方は参考になさってください。

http://talking-english.net/imagery-image/

イメジャリーの効果

 具体的には、「自分に孔雀みたいな長い尻尾があると思って歩いてみてください」とか「肩甲骨の間に小さな窓があると想像して、それを開け放って風を入れてください」とか、そんな使い方をします。ロルフィング®のセッションでも、こういったimageryをわたしはよく使います。身体の感覚が鈍くなっている人にも、これがけっこう効果的なのです。

 こういう想像をすることによって、普段はしない動作をしたり意識を向けたことのない箇所へ意識を向けたりできます。それが新たな動作を作り出したり、身体の緊張のバランスを変えたりします。

おすすめしたい書籍

 肩や首の緊張がとりにくい人に、わたしがよくお勧めしているのがこちらの書籍です。画像をクリックでAmazonが開きます。
 身体の使い方に関するメソッドはいろいろありますが、フランクリンメソッドは日常生活に取り入れやすく、また、インストラクターによる、一般の方向けのワークショップも定期的に開かれています。フランクリンメソッドのインストラクターは解剖学に則った説明をしてくれるので、身体への理解も深まります。

イメジャリーの効果を実感するために

 imageryの効果を実感するには、「はぁ?何言ってんの?」という批判してしまう皮肉な態度や、気恥ずかしさを捨てることが大事です。
 最初は抵抗があるかもしれません。ところが、子どものころのような自由な想像力をつかって身体の隅々まで感覚をめぐらせる快感を覚えると楽しくなってきます。そのうち普段の生活の中で「あ、また右肩だけひきあげているな」「左足の爪先だけ力んでいるな」と自分で気がつけるようになります。

 自分の身体のことを、もっとよく知って仲良くなってください。それは必ず健康へと繋がります。

ロルフィングセッション感想

ロルフィングセッションのご予約・お問合せはこちらから

    コメントを残す

    メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

    ABOUT US
    Izume Rika認定ロルファー Certified Rolfer
    40代に入った途端に股関節を傷めてしまい、大学病院で手術を受けたのに杖なしでは暮らせない…そんな状況からロルフィングで普通の暮らしをとりもどしました。自らロルファーとなって2016年4月に東京で開業。小金井市で施術しています。