認定ロルファー™の利香です。
今日は千歳烏山で開催された認知症サポーター養成講座に参加しました。認知症を発症している方への接し方ポイントが明確になったのは、とても有益でした。
65歳以上になったら7人に1人は認知症を発症するそうです。動作がちょっと緩慢な高齢者や様子が少しおかしい高齢者に対しどういう態度でコミュニケーションをはかるのがよいのかを、周囲の人間が理解できていたら、当事者もその家族ももう少し楽に過ごせるようになると思いました。

講座後、情報交換会という名の懇親会がありました。
参加者の方々とお話しするうちに、がけっぷちギリギリに追い詰められるまで公的支援を頼まないでいるのは、誰のためにもならない。そんな我慢はしなくていいと気がつきました。
認知症の家族を抱えてがんばっている人は、その家族のなかで唯一がんばれる人であることが多いですよね。
で、その人が倒れてからでは遅い!
気持ちにも体力にも余力があるうちに、地域包括支援センターやソーシャルワーカーに相談しまくったり、公的支援につなげてもらえるように役所で相談したり、いろんな人に会って話したりしておくのがよいのだと解りました。
思えば、これ、同じようなことを常日頃から言ってました…
「限界まで我慢しないで、セッション受けにいらしてください」。まさにこれです。我慢してよくなるのであればいいのですが、回復の見えない事柄をただひたすらに耐えるだけというのは、あまりに救いがありません。
誰も幸せにならない我慢は美徳ではない。
そんな気づきを得た認知症サポーター養成講座でした。
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