腰痛を引き起こす動作をしていませんか?

認定ロルファー™の利香です。

 なにかを持ち上げようとした瞬間に腰を傷めたり、少し上半身をひねってかがみこんだりした拍子にギックリ腰になったりします。よく「ギックリ腰はくせになる」とかいいます。繰り返す腰痛は、腰に負担をかける無造作な動作を続けていることが原因かもしれません。腰の周辺の筋肉に疲労を蓄積している可能性が高いです。
 たとえばお布団の上げ下ろしや、脱いだ靴を揃えためにかがむ、床においてある障害物をちょっと移動しようとするといった動作を、しっかりとしゃがんでやっていますか?

なぜしっかりしゃがみこむ必要があるのかというと、荷重がどこにかかるかという問題があるからです。
腰を傷めない動作を説明するシンプルな動画を見つけましたのでご紹介します。

この動画で説明しているのは、

ものを持ち上げるときは体にひきつけて、股関節をちゃんと使って持ち上げましょうということです。

お米の袋を持ち上げる時とか、濡れた洗濯物がどさっと入った洗濯カゴを持ち上げる時とか、日常生活の中でも持ち重りがするものを持ち上げるシーンはたくさんありますよね。

駐車場や玄関で、重い買い物袋を地面にいちどおろして、鍵をかけたりドアをあけたりしてからふたたび買い物袋を持ち上げる時に、膝と股関節をちゃんと曲げて荷物を持ち上げていますか?

膝を伸ばしたまま、腰だけ曲げて、腕を伸ばして重い袋を引き寄せたりしてませんか?持ち上げたいものと自分の体幹の距離が遠いまま、膝より下にあるものを持ち上げてはいけません。持ち上げるもののそばに寄って、体に引き寄せてから膝と股関節をつかって持ち上げてくださいね!

腰は体の要です。純正部品は大事に使ってゆきましょう

既に慢性化したぎっくり腰や、職業柄重いものの上げ下ろしが避けられず腰痛に悩まされている方もいると思います。
自己流のトレーニングやマッサージより、体の使い方を学びながら構造的な問題を解消できるロルフィング®を受けてみてください。腰痛の場合は特に対症療法よりはやめの根本解決のほうをお勧めします。早い対応がその後の生活の質を左右します。

腰痛に悩む人はこちらも読んでみていただければと思います。

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    Izume Rika認定ロルファー Certified Rolfer
    40代に入った途端に股関節を傷めてしまい、大学病院で手術を受けたのに杖なしでは暮らせない…そんな状況からロルフィングで普通の暮らしをとりもどしました。自らロルファーとなって2016年4月に東京で開業。小金井市で施術しています。