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ロルフィングがよくわかる書籍3点

 「ロルフィング®についてオススメの本はありますか?」「10シリーズのことがわかる本はないの?」と訊かれることがよくあります。ありがたいことです。

 そこで今日は一般の人向けと、コアなロルフィングのファン向けのふたつのカテゴリに分けて書籍をご紹介します。(それぞれの書籍画像をクリックするとAmazonに飛びます)

一般の人向け 

安田 登『不安や緊張を力に変える心身コントロール術』(2017 実業之日本社)画像

安田 登『不安や緊張を力に変える心身コントロール術』(2017 実業之日本社)

 こちらの記事でもご紹介した安田 登さんによる、非常に理解しやすい良書です。なにはなくてもこれを読んでください!ロルフィングとはどういうものなのかがスッと伝わってくるだけでなく、日本語にみる日本人の身体感覚についても学べる、興味深い本です。
 お能は難解という先入観がありますが、安田さんは人に教える立場にある方でいらっしゃるせいか、とても平易な、口語に近い文体で書いてありますのでご安心ください。
 楽に立つ・座るために意識するとよいこと、筋肉を緩めるエクササイズ、緊張した時にパニックにならない呼吸法等も豊富な絵でわかりやすく説明されているので、姿勢が気になる人、1日中パソコンに向かいっぱなしの人、ストレスやプレッシャーに弱い人には是非読んでいただきたいです。
 「能にもロルフィングには興味はそれほどないけれど、ストレスマネジメントに興味がある」という方にも、「それならこれです!」とお勧めしたい一冊です。

 

藤本 靖『肩こりには脇もみが効く』(2017 マガジンハウス)画像

藤本 靖『肩こりには脇もみが効く』(2017 マガジンハウス)

 ロルファー™藤本 靖さんによる著書。図が多い実用書です。肩こり、しつこい疲労感、体の使い方に悩んでいる方にはうってつけです。

 ロルフィングのセッションでは、動作の再教育もします。日常的にする動作を本来の動きに戻す指導です。
 クライアントさんによってはこの再教育がたいへん意外で驚かれる方もいらっしゃいます。 「歩くってこういうことなんですか?!」とか「靴下履く時にやっていた動作、間違ってました!」「なんで今までできていなかったんだろう…」等、びっくりされます。
 こちらの本では「脇もみワーク」に的を絞りつつ、普段何気なく自己流でやっている動作が、本来どのように起こり・なされるべきものなのかを簡潔に説明した箇所が多いので、読み進めるうちに身体を動かしたくなってきます。パフォーマンスをあげたい、怪我を防ぎたいスポーツ愛好家にも手にとっていただきたい本です。

10シリーズ経験者向け


Hans George Brecklinghaus “Rolfing  Structural Integration – What it achieves how it works and whom it helps” Lebenshaus Verlag, 2002. 2nd Edtion, 2012.

 いきなり英語の本ですが、高校レベルの英語力があれば読めます!ドイツ語原著の英訳本であるせいか、用いられる単語も簡単で、文法もややこしくありません。
 ドイツ人ロルファーが、10シリーズセッションの各回のコンセプトを(手順ではありません)図や写真を用いてざっと説明したものです。セッションとセッションの間にやってみるとよいエクササイズなども紹介されています。
 10シリーズ経験者で、更にロルフィングを理解したいと思う方向けです。自分が受けたセッションがどのようなことにフォーカスしたものだったのかを確認なさるのにも使えます。

 中身はこんな感じです。1章が3ページと非常に短いので、根気が続かない・まとまった時間がとれない人でも隙間時間に読めます。

身体のことは知るほどに奥が深く、楽しくなってきます。
本で知識を得るのも素晴らしいですが、これらの本の中で紹介されているエクササイズを実際にやってみるのをお勧めいたします。自分の身体と仲良くなってくださいね。

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    ABOUT US
    Izume Rika認定ロルファー Certified Rolfer
    40代に入った途端に股関節を傷めてしまい、大学病院で手術を受けたのに杖なしでは暮らせない…そんな状況からロルフィングで普通の暮らしをとりもどしました。自らロルファーとなって2016年4月に東京で開業。小金井市で施術しています。