セッション時の服装のこと

ビキニの女性の後ろ姿

認定ロルファー™の利香です。ロルフィング®を受けるときに、多くの方がとまどうのが服装です。

「施術は下着または下着に近い服装にて受けてください。施術している個所以外はシーツで体を覆って隠します」とお伝えすると、「えっ」と驚かれることがよくあります。肌を人前にさらすことをタブーとする文化で育っている日本人には、初対面のロルファーに下着姿または下着に近い格好を見られることに抵抗があるのはわかります。

ですが、肌に直接触れるのがもっとも正確な施術ができ、効果があります。
歯科に行って「口の中を見られるのが恥ずかしいから、口を開けたくない。なるべく口の中を見ないようにして治療してください」と主張したら、満足な治療が受けられませんよね。よくなりたいという気持ちと羞恥心とを天秤にかけて羞恥心を優先してしまうとき、それは心では「よくなりたい」という気持を否定している状態です。そのような状態でロルフィングを受けても、はかばかしい効果は期待できません。

ロルフィングのセッションは、女性はブラジャーのうえにキャミソールまたはタンクトップ、男性はボクサーパンツに短パンの重ねばきという服装で受けてください。施術箇所以外は、「ドレーピング」といって、シーツで体を覆い隠すことももちろんしております。ブラキャミは側面にワークする時に好ましくないので、セッション3では避けていただければと思います。

ドレーピングにも限度があって、モコモコの毛布などでぐるぐるくるむことはいたしません。施術中にクライアントの身体がどのような姿勢をとりがちなのか、皮膚の色はどんな風に変わってゆくのか等々も含めて、目で見て確認しながらワークを進めるからです。

身体に強い劣等感をもっていたり、手術痕や傷痕があるため肌を出すのがつらかったりする場合は、薄手で襟ぐりや袖ぐりにゆとりのあるTシャツ、薄手でウエストがゴムの七分丈パンツ等を下着のうえから着てください。

※許容範囲内の服装※
・ブラ+キャミソールの重ね着
・ブラキャミ
・薄手のTシャツ
・膝上まで余裕をもってめくりあげられる、薄手の七分丈パンツ(UNIQLOのリラコのようなもの)

※避けるべき服装※
×ぶかぶかな服の重ね着
×ウエストがゴムではないボトムス
×ぴったりしたハーフパンツ
×カーゴパンツ 
×強いストレッチ素材のスポーツウェア(ツルツル滑る化学繊維でできた服、ランニング用パンツ、自転車用パンツ、ピチピチのヨガパンツ等)
×補正下着 ×ランニング用ブラ
×ワイヤーレスでもサポート力があると謳うブラ(背中の広範囲を覆うような下着は避けてください。 背中に効果的なワークができません)

服装がもしネックになっているようでしたら、遠慮なくご相談ください。

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    ABOUT US
    Izume Rika認定ロルファー Certified Rolfer
    40代に入った途端に股関節を傷めてしまい、大学病院で手術を受けたのに杖なしでは暮らせない…そんな状況からロルフィングで普通の暮らしをとりもどしました。自らロルファーとなって2016年4月に東京で開業。小金井市で施術しています。