股関節周りがギシギシからクルクルへ・モニターH様レポート6

セッション6仙骨の解放

認定ロルファー™の利香です。
ロルフィングの10シリーズでは、第6セッションのテーマが「仙骨の解放」で、お尻周りをふくめ、足裏から背中まで、背面すべてに施術します。モニタークライアントのH様から、この第6セッションのレポートが届きましたので、ご紹介します。

ロルフィング全10回シリーズの第6回目のテーマは「仙骨の解放」

仙骨を骨盤の制限から自由にする、このセッション。詳しい解説は先生のメルマガに譲るとして、私個人の感想は、今まで体験したロルフィングの中でもひときわ心地良く、極上の気分に浸るひとときとなった。

毎回私は来院前に必ず、先生のメルマガやブログ、ネット検索等を通じて「全10回シリーズの◯回目は、体のどの部分にアプローチして、どんな効果が期待できるか」を頭にインプットしていく。セッションの限られた時間を有効活用するためにも、「自分の体は自分で治す」意識のもとで予備知識を仕入れた上で、〝素直な気持ち〟でセッションに臨むことを心掛けている。

第6回目の予習で「お尻がしなやかになる」というキーワードを見つけた時には「お尻かぁ。お尻、別に凝ってないしなぁ。お尻揉むんなら、その時間で肩や背中をたくさんやってほしいなぁ」というのが正直な感想だった。

ところがドッコイ!

そこがロルフィングのスゴイところ!!

いざ、素直な気持ちで施術台にうつ伏せになり、先生に身を任せると「効くー!!!」と一番感じたのは、なんと意外なことにお尻だった。これまでの人生、肩や背中のコリほぐしに駆け込んだ経験は数あれど、お尻をここまで丁寧にほぐされたのは初めての経験で、とても新鮮だった。

帰り道、股関節周りが、まるでミシン油を注したかのように滑らかに回転することに驚いた。今までいかに、窮屈な可動域で限られた角度でしか動かせていなかったことか。ギシギシ→クルクルへ、太ももの付け根がスムーズにまわるようになり、より楽に足を運べるようになった。

そういえば昔、メディアで脚光を浴びるスポーツトレーナーに診て頂いた際、股関節が硬いから歩き方がそうなると言われたことを思い出した。じゃあ一体どうすればいいのか尋ねたところ、柔軟体操や筋トレで、ある程度の改善は図れるけど、生まれ持った体質もあるので無理しない方がいいでしょう(=その歩き方を受け入れましょう)と。

私は、ロルフィングに出会えて良かったなぁ…としみじみと噛みしめた。

ロルフィング、恐るべし!第7回目が待ち遠しい。

 整体やマッサージ、リフレクソロジーも大好きというH様にとっても、斬新な経験となったようです。

 たいした段差がないところでつまづいたり、脚が前にすいすい出なくなったり、どこかでなにかがひっかかっている感じがしたり… そういうとき、真っ先に「筋力が衰えてる!鍛えなくちゃ!」と考えてしまいます。

が、鍛える以前に、正しく使えているかどうかをみてください。
次に、蓄積している筋肉の疲労や固さを解消する。そうなって初めて体の軸が整えられます。力づくや根性ではできません。
筋肉が適切に使えないパターンがあるなら、そのパターンを修正しなければ筋トレの効果もでません。

また、関節の可動域や動作の制限についても、「わたしは体がかたいから」「これがわたしの体質だから」と諦める必要はないかもしれません。 筋肉をやわらかくして本来の役割を筋肉が果たせるようになれば、改善できることもたくさんあります。

諦める前にロルフィングを試してみていただければと思います。


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    ABOUT US
    Izume Rika認定ロルファー Certified Rolfer
    40代に入った途端に股関節を傷めてしまい、大学病院で手術を受けたのに杖なしでは暮らせない…そんな状況からロルフィングで普通の暮らしをとりもどしました。自らロルファーとなって2016年4月に東京で開業。小金井市で施術しています。