気づける力こそが最強

 認定ロルファー™の利香です。
 ゴールデンウィークには、10シリーズ終了後のメインテナンスに何人もの方がお越しくださいました。数ヶ月ぶりにお話をうかがっていると、10シリーズ開始当初の主訴(いちばんしんどくて気になっていた症状)の解消をご報告くださる方も複数名いらっしゃいました。

変化は続いて定着してこそ意味がある

 複数のクライアントさんが、異口同音にこんなことを教えてくれました。 


・疲れにくくなった
・体調を崩しにくくなった
・気圧の変化でおこる偏頭痛が激減した
・体質だと諦めていた長年の便秘が解消した

 どれも心身の健康を下支えする大切な要素です。
 疲労が翌日に響くのが嫌でお誘いを断ったり、季節の変わり目に大きく体調を崩してしまったりすると、なんというか、とても残念な気持ちになります。頭痛も同じです。ひどい頭痛があるとせっかく出かけても楽しめないし、掃除するぞと意気込んでいたのがぐったりして終わってしまったりし、そんな自分を不甲斐なく感じたりします。

 地味な変化のようですが、そうやって生活の質をじわじわと上げてゆけるのが、ロルフィング®の効果の面白さでもあります。10シリーズセッションを受け終えた後も、体の変化がゆっくり浸透してゆく感じです。

自分ツッコミの効力

 身体のについて新たな気づきがあったというお話もよくでました。特に、普段の姿勢や動作パターンについての気づきです。


・姿勢に気をつけるようになったら、自分の普段何気なく座っている姿勢や台所に立っている時の姿勢がとても不自然と気がついた。
・そりゃ体が歪むよ!と自分ツッコミをよくしている。
・片側にばかり体重を載せる癖が居心地悪いと気づいた。
・楽じゃない姿勢をしているのは自分だと気づいた。

こんなフィードバックをいただくと「おおお〜!」と嬉しくなってしまいます。
ご本人は「まだまだ気になる状態があれこれある」とやや不満に感じるようですが、これまで気がつけなかったことに気がつけるようになったことは大きな前進です。

自分ツッコミと修正を繰り返すうちに、身体は新しいパターンを会得してゆきます。何十年も慣れ親しんだ無意識のパターンほどしつこいものですが、気長にちょこちょこツッコミ続ける効力は侮れないのです。自分ツッコミを面白がって続けている人ほど、年齢に関係なく変化があちこちに出てきます。

 わたしが365日、24時間いつも隣にいて「その姿勢はやめましょう」「そんな立ち方をしていると疲れますよ」と注意し続けるわけにはゆきません。クライアントが自分で気づいて自分で修正できるようになること。そのためには気づきと、どこが自分の体にとって適切な位置かを知ることとが不可欠です。
 手放したいパターンがある方のご相談を承っています。

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    ABOUT US
    Izume Rika認定ロルファー Certified Rolfer
    40代に入った途端に股関節を傷めてしまい、大学病院で手術を受けたのに杖なしでは暮らせない…そんな状況からロルフィングで普通の暮らしをとりもどしました。自らロルファーとなって2016年4月に東京で開業。小金井市で施術しています。