眼鏡で発達をサポート・自分にとって眼鏡とは?

6月4日にカラー測定をしてもらった【発達する眼鏡・Innochi Glass】。6月7日に提携店へゆき、視力の測定とフレーム発注をしてまいりました。Innochi Glassのカラー測定をしてくれる目育士は視力測定はできません。

目の左右で役割分担を勝手にしていた

近視と乱視のわたしには、視力測定はいつも大変な長丁場になります。最近はこれに加えて老眼と斜視が入ってきているため、今回はこれまでの人生でいちばん丁寧にチェックしていただきました。

お店は吉祥寺にあるオプテリアグラシアスさん。

左が外斜視、右が内斜視という組み合わせに「2,000人近くの人の目を見てきたけど、こんな人、初めてだ!」とオプテリアグラシアスのジロウさんが驚いていました。斜視が出てきた自覚はあったけど、どちらかはまっすぐを向いていると思っていたよ…なにその組み合わせとわたしもポカーンとなりました。

わたしの目は左右の独立性が高くて、左目と右目で遠近の役割分担をしているのだそうです。左目は近いところをみる担当、右目は遠くをみる担当です。非常にうまく使い分けているらしい。

使い分けている自覚はありました。寝っ転がってスマホを見ている時とか、メガネを外して絵の細かい描きこみをしている時とか。左目だけで見るほうが楽なのです。

で、裸眼にするとその傾向に拍車がかかるから、普段からちゃんとメガネはかけておこうね!というご指導を受けました。ごもっともでございます…
目は基本が両眼視です。左右の目で見て入ってきた情報を、脳で1つの光景として処理するのが基本です。片目ばかり使うようになると、この機能に支障がでるとともに、わたしのように左右で遠近を振り分けるような組み合わせだと(いわゆるガチャ目の人に多い)、自律神経も乱れるそうです。なんということでしょう。

メガネの左側のグラスをとおして林を見ている画像

わたしにとってメガネとは何か

わたしのような「ど近眼」の人間にとって、従来のメガネは矯正視力を出すためのものです。有り体に言うと、「遠くをよく見えるようにするための器具」です。それゆえ、近くしか見えないのはダメ・劣っている・よくないという考え方に則って作られています。

だけどわたしが今回作りたいのは、「情報のボリュームを下げるメガネ」です。

わたしにとってはメガネとはなければ生活に支障があるけれど、だからと言って見えればいいというものではありません。

矯正視力を出す=遠くまで鮮明に見えるメガネをかけていると、要らない情報までどんどん入ってきて、もうヘトヘトに疲れてしまいます。自動的にピントが合ってしまうし、見たくない・もう目を休めたいと思っても、いつもいつも刺激が入ってきていると、交感神経が優位になりまくりです。メガネを外すと休止モードになってあっという間に眠くなってしまうことからも、いかにメガネをかけている時は緊張し、過度な集中力を出しているかが明らかです。

そんなわけで、今回は日常的な作業範囲内である半径70cm以内が楽に見える程度の視力になるメガネをオーダーしてきました!
グラシアスさんは「今までのメガネに比べたら遠くが見えなくなっちゃうから、それが不満かもしれない。大丈夫かな」とちょっと心配していらっしゃいましたが、まぁ、慣れるでしょう。

見たい世界へとグンと近づいた感じで嬉しいです。

ちなみに、フレームはたいへん地味なものになりました。自己主張ゼロです。派手めで自己主張強いものが好きなわたしが、絶対に選ばないテイストのものです。
だけどそれが今のわたしの身体が求めているものでした。フレームも、レンズの色と同じように体幹バランスチェックで「今の体が最も求めているもの」を見極めます。

わたしの体が選んだフレームはとても地味な色とデザイン。静かで安心できる穏やかな世界が見たいんだな、ということで納得しましたが、セルフイメージとしては「つまんないの」とやや不満です。
でも、見たい世界には一歩近づきました!出来上がりが楽しみです。

Innochi Glassの目育士さんにカラー測定をしてもらった時の話はこちら

 

実際にInnochi Glassが出来上がってからのリアルタイムレポートはこちら

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    Izume Rika認定ロルファー Certified Rolfer
    40代に入った途端に股関節を傷めてしまい、大学病院で手術を受けたのに杖なしでは暮らせない…そんな状況からロルフィングで普通の暮らしをとりもどしました。自らロルファーとなって2016年4月に東京で開業。小金井市で施術しています。