身体のことにたった一つの正解や正攻法はない


体力がなく、ストレスに敏感でバランスを崩しがち。弱いところに体調が悪いとすぐに反応が出てしまう。病院で相談しても「規則正しい生活リズム」「良質な睡眠」「適度な運動と偏りのない食事」を守れと言われて終わってしまう。そんなの心がけているし、健康に悪いことなんてしていない。

身体をどうやって健康に・強くしたら良いのだろう?
こういうことは誰に相談したらいいんだろう?
そもそも、どこから手をつけたらいいんだろう?体質改善?体力をつけること?それってやっぱり漢方とかなの?

こんなモヤモヤを感じている方は意外と多いのかもしれません。

私もすぐに「原因はストレスでしょうね」とか「体力ないからねぇ」とか「アレルギー体質だからねぇ」とか医者に言われては見限られます。だから「不健康な生活はしていません。いろんなことに気をつけて、コンビニごはんは食べないし、早寝早起きをしているし、添加物や抗生物質、発ガン性物質はなるべく取らないようにしているし、やりたいことをセーブしながら生きています。これ以上どうしたらいいの・・・」と言いたくなる悔しさや、途方に暮れてしまう気持ちはよくわかります。

「これさえやれば、半年もあればめちゃくちゃ元気になれますよ!」っていう健康法なりセラピーなりがあれば、飛びついちゃうことでしょう。

そう。迅速な解決や正解が欲しくなってしまうのです。

ところが、わたし自身が3年にわたって人様の体に施術してきて感じるのは、「たった一つの正解や正攻法はない」ということです。

ロルファー™️なんだからロルフィング®️を勧めろよ!ってツッコミの声が聞こえてきそうですが、何から手をつけるのが自分にとっての正解なのかは、やってみないとわからないというのが正直なところです。

わたしはロルフィングで構造を整えることからメンタルへの意識、身体の感覚に対する意識が高まり、自分の身体と仲良くなることができました。でも、それだけでは体力不足やメンタル面での繊細さはどうにもできませんでした。
それで加圧トレーニングを始めたり、ヒプノセラピーやNLP、EFT、そしてコーチのお世話になったりしています。身体のケアは複数の鍼灸師の先生やオステオパス、先輩ロルファーのお世話になっています。
これが誰にでも最善のやり方だとは思いませんし、この組み合わせがわたしにとって最強かどうかもわかりません。

今の時代、あらゆるセラピーや健康法、トレーニング、ボディワークが溢れています。選ぶ側としては途方に暮れてしまいますよね。

だけど、呆然としていたのでは何も始まらないので、良さそうかもと感じられたものはとりあえず試してみるようにしています。好きか嫌いか、合っていそうかどうかは、体感してみないとわかりません。漢方薬やアロマセラピーが万人に向いているわけではないし、自然由来の物であるからこその強い副作用や弊害もあります。

どのようなセラピーであろうとも、その良さは治療家次第で大きく左右されます。
身体のことを相談する相手なのですから、誠実で慎重で、視野と見識が広く、ものごとを公平に観る人がいいなとわたしは感じます。こちらのペースとエピソードを大切にしながら様子をみつつ進めてくれる「常識的な治療家」と出会うことが、いちばん確実で安全な一歩になります。
常識的であることはどれだけ強調してもしたりないぐらい重要です。経血コントロールとかモテ卵子とか言い出したら確実にヤバいですし、西洋医学での標準治療を貶すようなことをいう人もマズいです。

「こんなセラピーの情報をもらったけど、どう思う?」と、気軽に相談できる相手がもし身近にいないのであれば、わたしにお声をかけてください。親から「病気の問屋」と呼ばれながら生きてきた経験が、お役に立つかもしれません。

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    Izume Rika認定ロルファー Certified Rolfer
    40代に入った途端に股関節を傷めてしまい、大学病院で手術を受けたのに杖なしでは暮らせない…そんな状況からロルフィングで普通の暮らしをとりもどしました。自らロルファーとなって2016年4月に東京で開業。小金井市で施術しています。