発達するメガネで表情筋が緩み、胸椎も変わった

glasses, hat and laptop

6月16日にうけとったInnochi Glassを装着して2週間が経過しました。
最近の心身の変化はこんな感じです。

1. 顔のコリ、特に目の周りの筋肉のコリが激減
2. 左右の眉頭の上の盛り上がりが平らに
3. 胸郭が開いていないとつらい
4. 右耳の後ろの不自然な凹みがかなり解消
5. 首をかしげる頻度が下がった
6. 身構えることが減った

身体的な感覚の変化

1と2は、表情筋が緩んだおかげだと思います。度が強いメガネをかけて目を酷使していると、表情筋まで凝るんですね…
3は胸椎から頚椎にかけての関係がちょっと変わった影響だと感じています。ロルファーとしての経験から言うと体の変化は下から起こることが多いんですけど(ex. 足首のバランスが整う→膝の痛みがなくなる)、今回は頚椎(特にA/O joint)から胸椎へとおりてきている感じです。

4の、右耳の後ろの不自然な凹みとは、わたしがこれまでかけていたメガネのツルが、右耳の後ろに食い込んでいたためにできた凹みです。この凹み、痛んだりはしないんですけど、どういう影響が出るのかわからないので嫌だなぁと不気味に感じていました。それがなくなってきつつあるのは嬉しいです。

何かを一生懸命見ようとして首をかしげる頻度が減ったのは、想定外でした。左右で目を使い分けていたために、立体視ができなくなっていたんですよね。だから首を傾げて黒目の位置を微妙に変えて、対象の立体感を掴もうとしていたのかもしれません… フクロウのような目の使い方をしていたようです。

owl

メンタル面での変化

身構えることが減ったというのは、まだうまく言語化できていないのですが、自分と他人の間の境界線が明確になってきたこととも関係しています。
これまでは相手の感情を察し過ぎて、先回り・深読み・ご機嫌とり・過剰な共感等々を自動的に発動させがちだったのですが、意図的にその機能を切ろうとせずともよくなった感じです。

食事は相変わらず美味しく、目に映る世界は驚くほど深度が深い。時々、草木や雲の奥行き感に圧倒されて呆然となります。そして、何かが欠けていると感じる。何が欠けているのかはわからないけれど、自分か世界に欠けてものがあるという感覚がするのです。意味不明ですみません。

今、実験していること

・マルチタスクを意図的に避ける

今回、視覚情報からの刺激を減らしたことで、他の感覚がよく働くようになり、暮らしの質が変わりました。この体験から、情報処理能力の限度というものを考えるようになりました。

人を機械に喩えるのは好きではないのですが、パソコンやスマホでは、メモリに対して起動しているアプリが多いと処理速度は下がりますよね。これと同じことが自分にも起こっているのだと実感しました。これまでマルチタスク状態であれこれやるのが普通だったのですが、それをやめてみようと実験中です。

ひとつのことに集中するという試みが、どんな結果になるかはわかりません。が、気が散りがちで落ち着かない時間が減らせたら、何かいいことがあるのではと期待しています。

innochi glassを作りにいった時の投稿はこちらです

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    Izume Rika認定ロルファー Certified Rolfer
    40代に入った途端に股関節を傷めてしまい、大学病院で手術を受けたのに杖なしでは暮らせない…そんな状況からロルフィングで普通の暮らしをとりもどしました。自らロルファーとなって2016年4月に東京で開業。小金井市で施術しています。