認定ロルファー™️の利香です。
発達する眼鏡・innochi glassを6/16からかけ始めて、1ヶ月半が経過しました。
今日は、現時点で感じていることを書きます。
音に煩わされることが激減
わたしは耳管開放症や突発性難聴などに悩まされ、特定の音域や音が苦手です。
特に苦手なのはクリスタルボウルやシンギングボウル、チベタンベルなどが発する雑味の在る倍音や、車の低音域のアイドリング音、電化製品の発する動作音です。
とりわけ暑い時期には避けられない換気扇、クーラーの動作音や、ルーターや冷蔵庫のモーター音は、ギックリ腰と同じぐらいの苦痛です。
ところが、ふと気がつけばルーターのモーター音が全く気にならなくなっていました。換気扇の動作音も、以前は一度イラっとしたらもうダメだったのに耐えられるようになっていました。音に悩まされることが減るとQOLが格段に上がりますね。想像以上でした。
遠くが見えないストレスには慣れた
近くを見ることに特化した、矯正視力0.5程度のメガネを作りました。そのため、遠くが見えないという自体が起こっていますが、そのストレスにもだいぶ慣れました。普段の行動範囲内なら、遠くが見えなくても不便は感じません。遠くを見ようとした時にピントが合わない、空振り体験からくる違和感も減りました。
近くを見ることに苦痛がなくなったので、細かい作業への意欲がわいてきました。もう二度と出すこともないのかな…と思っていたミシンをまた出してみようかしら。
デッサン狂い?何が起きているのか判明
左右対称のものを描く時、左半分に比べて右側を小さく平板に描いてしまう癖があると気がつきました。これまで、「何かがおかしい。どこかでデッサン狂いが起きている」ということは判っても、どこがどうだからおかしいのかまでは、自分では「見え」なかったのです。
水平線を当てて位置関係のズレを確認してみても、目で認識できないからどこがいけないのかちっとも判らない。だから直しようがない。これも狐につままれているような体験なんですが、映像として見えていることと、脳がそれを明瞭に認識できるかどうかとは、全く別なんです。
とはいえ、探しているときは見つからなかったリモコンが仕事から帰ってきたらテーブルの上にバーンと乗っかっていたりするのとは、またちょっと違う現象なんだろうなと思います。立体視に関わることだろうと考えています。
立体視の困難は続く
緑/青バックに赤という配色のものを見たときに、赤い文字が浮き上がってくる現象は続いています。グレーと黄色の組み合わせも、妙に奥行きがあって3Dのように感じます。広告が溢れる街に出ると、これが地味にストレスです。本の帯、雑誌の表紙、電車広告、看板、パッケージ… あらゆるものにこういう配色は使われていて、その度に軽く仰け反っています。
私は今それに違和感を強く感じるので気がつくけれど、多くの人は無自覚にたくさんの色彩や光の刺激に溢れた生活に浸かっているんですよね。イライラして攻撃的になっても仕方がないくらい、神経に大きな負担を強いているのではないでしょうか。
自然の風景をみようとか、緑に触れる時間を作ろうとかいう呼びかけなど、若い頃は侮っていましたが、ヒトが目と脳を休めるためには必要ですね。
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