認定ロルファー™の利香です。
わたしの soul imageを絵に描いてくださった川島庸さんの奥様:夏美さんが、昨日ロルフィング・ストラクチュラル・インテグレーションのセッションを受けに来てくださいました。
川島さんご夫妻とは、私はFacebookを通じてごく最近知り合ったばかりです。埼玉県戸田市でアートセラピーをなさっている庸さんは、「毎朝不思議な絵を描いて皆さんからコメントを楽しみに待っているお絵かきのおじさん」です。(庸さんのFacebookでの自己紹介からそのまま引用)
そんなご縁で、夏美さんは埼玉県戸田市から東京都小金井市にある私のセッションルームまでお運びくださいました。

第一次呼吸を感じる
私がセッションの最初に足首をそっとホールドしていたときに、 「なんか、うぃんうぃん…ってまわってるというか動いているというか、そんな動きを感じます」と夏美さんが仰ったのには私が驚かされました。
夏美さんはロルフィングのことも、クラニオ・セイクラル・セラピー(頭蓋仙骨療法)のこともまったくご存知ないままにいらしたのですが、第一次呼吸とよばれるものを感じていらしたんですね。
夏美さんが感じていらしたのは、ご自身の体のリズムのひとつです。
ロルファーのタッチは繊細でその人のパターンに沿うものなので、触られる人は普段まったく感じていない動きや重さなどを感じることができます。
【カラダマニアな説明】
人の脳は頭蓋骨・硬膜・軟膜の3層構造でラッピングされていますが、硬膜と軟膜の間には髄液というものが流れています。脳はこの髄液に浮かんでいます。脳はやわらかいんですよね。衝撃をダイレクトにうけたらダメージが大きすぎるので、液体に浮かんでいるのがいいんです。 髄液が、頭蓋(とうがい)内から背骨づたいに仙骨へ向かって流れては戻ってゆく、そのリズムを第一次呼吸といいます。 第一次”呼吸”といいますが、肺で行なっている空気の出し入れの呼吸とは違います。また、心臓の鼓動のリズムとも異なります。
私はたいていのセッションを、両足首をやわらかく支えることから始めます。 第一次呼吸を感じるためです。
第一次呼吸があらわれてくるのは、その人の体が落ち着いた時が多いようです。
セッションルームに電車や徒歩でやってきて、話をして、着替えて…という一連の動作をしてきた人が、マッサージテーブルの上で落ち着くには、少しだけ時間が必要です。 その時間はケースバイケースで、きっかり何分ですとは言えません。 とにかく気長に待ちます。
セッションルームに入って着替えて、3分後にはハイ、始めましょう!どんどん体変えてゆきましょうね!というやり方は、私はしません。 その人が落ち着いて、体に意識を向けられるようになるのを待ってから身体にさわってゆきます。
健康な人はより健康へと向かう
夏美さんは特に大きなご病気やお怪我をされた経験はなく、今もこれといった不調を感じていらっしゃらないとのこと。 ロルフィングは何か深刻な不調がある方のためだけのものではありませんので、こういう方でもどんどん受けてみて欲しいです。 健康な方はより健康になります。
夏美さんも、セッション後はお顔がスッキリ、生き生きとしてきて、背がシュッと伸びたのを実感されていました。 セッション後「あれ?なんか身長高くなったんじゃない?目の位置が違う!」と、迎えにいらした庸さんも驚かれていました。 夏美さんがキラキラした笑顔で帰ってゆかれたのが印象的でした。
夏美さんが書いてくださったアメブロの記事はこちらからどうぞ! 身体がスッキリ~✨
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