ハイヒールで腰を傷める?足と脚の連携を失うと腰にきます

先天性股関節形成不全の方が体験セッションにいらっしゃいました。いつ人工関節への置換手術を受けてもいいと医師から言われているという状態だそうです。ロルフィングにお越しになった直接のきっかけはギックリ腰で、気の毒な様子でおみえになりましたが、帰るときには「痛くない…かも!」と、元気を取り戻して帰られました。

ご感想をいただきましたので、ご了承を得てこちらにて紹介します。

金曜日は施術くださって、どうもありがとうございます。
 行きは痛みの不安からタクシー移動だったのですが、
帰宅時はほぼ普通に歩くことができたので電車で帰路につき、さらに調子に乗ってスーパーで買い物までして帰りました! 翌日、翌々日、本日と様子を見るなか、腰の痛みはほぼ再発もなく、有り難い限りです..!
 他方、仕事をしていると(ほぼ12時間座りっぱなしのPCワークです)腰の代わりに?首が痛くなったり。。しておりまして、
なるほど全体をよくしていく必要があるとは、こういうことか、、、と感じているところです。 ぜひロルフィング10シリーズも受けていきたいと考えております。


ハイヒールが好きでハイヒールばかり履いていたけれど、股関節に痛みが出てからはすっぱりとやめてしまわれたそうです。ところが、今度はどうやって立っていたのかがわからなくなってしまった…と事前のヒアリングで話してくださいました。

股関節のような荷重関節に痛みがあると、痛みを避けるあまりに体の使い方に混乱をきたすものです。
このかたは、加えて長年のハイヒール生活で足裏・足首・膝関節・股関節の連携を見失ってしまっている状態でした。ふくらはぎや足首、足裏が使えていない。膝が本来のショックアブソーバーの役目を果たしていなかったのです。
一本の棒のようにして脚を使っていると、そのうち膝にも痛みが出てきてしまいます。
歩くという基本動作がおかしなことになってしまうと、それだけでセルフ拷問みたいなものですからね。

ハイヒールで颯爽と歩く姿はかっこいいですし、女性の服はいまだにヒールと合わせたほうが決まるものが多いですよね。だけど、例え股関節に自覚できる故障はなかろうと、腰椎の減衰のスピードが加速してくる30代以降はハイヒールを楽しむのも程々にしておきましょう。

歩き方や立ち方に迷子になっている人は、ぜひ体験セッションにお越しください。

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    Izume Rika認定ロルファー Certified Rolfer
    40代に入った途端に股関節を傷めてしまい、大学病院で手術を受けたのに杖なしでは暮らせない…そんな状況からロルフィングで普通の暮らしをとりもどしました。自らロルファーとなって2016年4月に東京で開業。小金井市で施術しています。